スルーアクスルは、QRと違ってフォークに直接ねじ山が切ってあって、そこにスルーアクスルをねじ込んで固定します。
ボルトとナットの関係と同じで、スルーアクスルの太さとネジ山のピッチ(ネジ山間の間隔)がフォークのものと一致していないと物理的に取り付けができません。
最近のロードバイクのフロントはエンド幅100mm x 12mmΦで1.5mmピッチに統一されつつあるようなのですが、このフォークは過渡期のものであったため、エンド幅100mm x 15mmΦ、1.5mmピッチという少々特殊なものとなっています。
サイズがフォークに強く依存するため、通常スルーアクスルはフォークに付属しているものだそうなのですが、付属していなかったので別途調達する必要があります。
ひとまず、Amazonで「スルーアクスル」で検索w
そもそも数が少ないですが、100mmx15mmΦのものというとさらに少なく、これとこれぐらいしか見当たりません。
「ロックショックマクスルヨウ」とかいうのが何なのかよくわからいけど、写真はそれっぽい長さなのでこちらを購入wそもそも細かいサイズの記載もありません。
で、届いたのがこちら。
高級感あふれる箱に入ってました。
んで、喜び勇んで取り付けたところ、長い。。。(´・ω・`)
奥までねじ込んでも2cmほど余って固定できません。
軸に書いてあるサイズをよく見ると、15-100-148と記載が。全長148mmの製品だったようです。。。
フォークの厚みを含めた外幅に比べてアクスルが長すぎると余ってしまって固定できません。
ロックショックというのはMTBのサスペンションフォークであるらしく、確かにロードのフォークに比べると分厚そうです。
どうしようもないので失意のうちに返品(´・ω・`)
全長125mmを条件に加えていろいろと探していましたが、国内では通販してる製品が見当たりません。
そもそもフレームを購入したCRCにすら扱いがありません。
いろいろ調べて(今となっては何をキーワードにググったのかわからなくなるぐらいググりましたが)こちらを発見。
HOY Thru Axle 15mm Front 100mm
なにかの補修パーツのようです。ちょっと値上がりしてるみたいですが私が購入したときは2,500円でした。
Evansか~とか思いながら最早これしか選択肢がないので購入。燦然と輝く送料1,000円(´・ω・`)
注文を受け付けた感はあるものの送った感が希薄で、大丈夫かと思いながら8日経った頃配送業者からようやく追跡番号の通知がw
何のタイミングで送ってきたか分からないですが、1週間前には発送していたみたいです。
届くまではこんな感じ。
追跡番号はLXで始まる国際特定記録というSAL便使うやつでした。船便よりは早いけどEMSよりは桁違いに遅いです。発送からたっぷり2週間w
国内に届いても3日ほど税関にお泊りしててヒヤヒヤしましたが無事届きました。
開封。
補修部品らしく高級感はないですねw長さは先端から固定部の根元まで125mm。
取り付けるとこんな感じ。
なんだかんだで1ヶ月近くこいつに悩まされましたがようやくホイールを取り付けられます。
このフレームがなんで投げ売りされていたか理由がわかった気がしましたw