2013年12月2日月曜日

フォーク塗装 準備~下塗り

曲がった嫁チャリのフォークを交換すべく新しいフォークを入手したわけですが、これがまた、とてつもない銀色メッキ。
どんな自転車に合わせりゃいいのよってな具合ですが、いずれにしろ白いフレームとはどうやっても合いそうにありません。嫁がと言うより私が我慢できないので塗装することにしました。


さて、私、自慢ではないですがプラモや日曜大工も含めて塗装なんてやったことありません。なので、「塗装?オートバックスで好きな色のスプレー買って吹きゃいんだろ?チョレーチョレー。」ぐらいに思ってて、念のためGoogle先生にお伺いを立てて見たところ、「いきなりカラー吹くの?馬鹿なの?死ぬの?」ぐらいの敷居の高さ。

色々調べてみると、塗装ってのは、表面から

  • クリア
    • 表面の透明な塗料。
    • 艶出しや小キズからの保護。
  • カラー
    • 外から見えてる色。(要はコレを塗りたい)
  • サーフェイサー
    • 塗装面を滑らかにするための塗料。
    • 地金の色を隠す目的も。
  • プライマー
    • 地金と塗料との接着剤。
    • サーフェイサーと一体化しているものも有り(プラサフ)
  • 地金

と地層のように何層も塗られているそうです。

地金にプライマーとサーフェイサーを塗る作業を下塗りと呼ぶそうなのですが、コレをきちんとやらないと色がちゃんと出なかったり、せっかく塗装してもすぐに剥がれたりするらしいです。

ということで、Google先生に教えてもらって、塗料一式を揃えてみました。
左から、

  • クリア
    • Soft99 ボデーペン クリア
  • カラー
    • Soft99 ボデーペン トヨタ用スーパーホワイトII
  • サーフェイサー(プラサフ)
    • Soft99 ボデーペン ホワイトプラサフ
  • プライマー
    • 染めQ ミッチャクロンマルチ
  • 脱脂剤
    • Soft99 シリコンオフ

です。

いろいろ調べたところ、どうやらメッキの上に塗装というのは面倒で、普通にプラサフを塗装してもすぐに剥がれてしまうらしいです。そこで、「メッキの上 塗装」でググると、ミッチャクロンというプライマーがたくさん出てきて具合がよいらしいので入手してみました。
近所のホームセンターやカー用品店では扱っていなかったので、通販で入手。送料がもったいない(´・ω・`)。ミッチャクロン以外は近所のコーナンで入手しました。

しかし、塗料って意外に高いですね。フォークは3,500円だったんですが、塗料一式で5,000円超えてますw

それでは、下塗り開始。

まずは、「BAZOOKA」のステッカー剥がし。剥がさずに塗っちゃうと段差になるので。
一応こんなものも用意しましたが、ステッカーをドライヤーで温めればすぐ剥がれました。

お次、足付け。
塗装面を細かい目のサンドペーパーで荒らす作業を「足付け」と呼ぶそうです。
荒らすと塗料の食い付きがよくなってはがれにくい塗装になるそうです。
240番ぐらいの耐水サンドペーパーでやるそうですが、ダイソーでこんなの見つけたのでコレでガシガシこすりました。握れるので具合が良いです。
とりあえずこのぐらい傷だらけにしてやりました。メッキ面は結構硬く、手が痛くなります。
手が金臭くなって、とても体に悪そうな感じですw

お次、塗装ブースの設営w
ベランダの一角をラティスで囲い、段ボールで養生しました。
塗装台はバイクスタンドのフック部分を外して、適当なボルトをストッパーにして上からフォークを逆さまに挿すことで代用しました。

さて、本番。まずは脱脂します。
油分が塗装面に付着していると、その部分だけ塗料を弾いて悲しいことになるそうです。
そこで、塗装前に脱脂剤で油を洗い流します。使用したのはこちら。

Soft99のシリコンオフ。かなり臭いです。溶剤系の素敵な香りで、吸い過ぎるとヽ(゚∀。)ノヒャアイとなります。
かなり殺人的な臭さなので、室内でやると間違いなく偉大なる指導者☆嫁様に粛清されます。
外でやったら外でやったでご近所にかなり気を使うぐらいの臭さでした。

全体的にまんべんなく吹き付けて、きれいな(重要)ウェスで拭き取り。
なお、塗装は手の油でも弾くそうなので作業はゴム手袋で。
脱脂したら下玉押しがハマる箇所やブレーキのダボ穴など、塗料が入るとまずい箇所をマスキングテープで養生しておきます。

次、プライマー。
染めQのミッチャクロンマルチ。これも結構臭いです。
厚塗りすると効果が落ちるそうなので、20cmぐらい離して薄くスプレー。30分ほど置いた後再度まんべんなくスプレー。

透明なのでどの程度吹きつけられてるのかよくわかりません(´・ω・`)
プライマーを吹いた後30分程度放置した後サーフェイサーを吹きます。なお、ミッチャクロンは完全に乾いてしまうとダメだそうです。

本日の最後、サーフェイサー。
Soft99 ホワイトプラサフ。なお、塗装面がメッキでなければミッチャクロンは不要で、地金に直接コレを吹いて良いそうです。
ある程度厚く塗布しますが、一度にやってしまうわけでなく、何回かに分けて吹くそうです。

こちらも、20cmぐらい離して、均等に吹き付けます。
1周目。
うっすらと付きました。こわごわやってますw 10分ほど放置して乾燥。
2周目。
まだこわごわやってますw もうちょっとやっても良かったかも。
3周目。
だいぶ加減がわかってきました。ムラがなくなってきました。
4周目。
塗装面の地金が完全に隠れました。
この後どうせサンドペーパーで均しますので、あまり神経質にやる必要はないそうです。
完全に乾燥するまで1時間ほどかかるそうです。

1点、このプラサフ塗布、かなり粉末が飛散します。あらゆるものが白く汚染されますので、色がつくとまずいものは近くに置かないほうが良いです。室内とかちょっとヤバそうw
あと、防塵マスクは必須です。しないと鼻の中が真っ白になります。髪の毛にも容赦なく降り注ぐので帽子もかぶったほうがよいかも。

とりあえず、この日は用事があったのでここで終了。

上塗りは次の週に。


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