片道2kmほどになりますと、ドロップハンドルはちょっとオーバースペックで、駐輪場での取り回しも面倒です。ということで、フラットバーロード化してみたいと思います。ということで、もろもろ購入。
まずはフラットバー。
ブレーキレバー。
シマノのBL-R780のクロ。
キャリパー・カンチ/V両用です。一回り安いBL-R550とかありましたが、どうせなので1500円ほどプラスしてこれを。色はちょっとわかりづらいですが、ちょっと青みのかかったグレーです。
シフタ。
シマノのSL-R780。フロントダブル、リア10s用。
現状のコンポの5700系105と互換性のある現行品を探すとコレしかなかったです。
なお、フラットバーロード用の10sシフタにSL-4700がありちょっと安いですが、4700系Tiagraなどの新しい引きしろのRDに対応したもので、5700系105などの旧引きしろのRDとは互換性がありません。
最後、グリップ。
CycleProのボルトオングリップ。
フラットバー久しぶりでグリップのことをすっかり忘れてました。
ウエパーに吊るしてあった適当なやつをチョイス。ボルトオンなのはボルト付でないと取り付けが面倒なのでw
ステムは予算の関係で現行のものを流用します。
それでは取り付け。ビフォー。
この前バーテープを交換したばかりですが、それ以外は最初に取り付けたときのまま。
なにはともあれ取り外します。
基本的にワイヤ類を外していくだけなのでさほど難しくはありません。
摘出。
あっという間です。
ひとまずバーを取り付けてみます。
長えwww
この車幅、いくらなんでも日本の風土に適合しないので切ります。
ということで、諸々を仮付け。
ここで毎度シフタの向きに惑わされます。
正解は右側。サドルに座った視点から見て、シマノのロゴが反対になるようにつけるのが正解です。
実際に取り付けてみてちょうどいい幅にします。今回はこのぐらいで。
切る位置が決まったら尖ったものでケガキます。
んで、ケガいた線に沿ってバーを切断します。
ノコで切るという方法もありますが、今回はパイプカッターで。
なお、今回はアルミ製のバーなので大丈夫ですが、カーボン製のバーの場合はパイプカッターは使えません。
ケガキ線に歯を合わせて徐々に締め付けながらくるくると回していきます。
パイプカッターで切ると切断面が太くなりますので、ヤスリで削る必要があります。
削らないとシフタやグリップが通らないことがあります。
反対側も切って、レバーとシフタの角度をあわせ、グリップを挿して取り付けまで完了。
ここまでは簡単です。ここからが本番。ワイヤリング。
まずはブレーキワイヤ。
レバーに付属していたものを使います。タイコの形状が通常のロード用とちょっと違い、MTBのものと同じ形状です。
んで、取り付ける前にちょっと注意があります。
このレバー、キャリパー・カンチブレーキとVブレーキの両用です。両用なのですが、キャリパーとVではワイヤの引き量が異なるので、それぞれのモードが存在し、ブレーキと異なるモードで使用すると効きが悪かったり極端に効いたりしてよろしくありません。
マニュアルをみると、切り替えの方法が書いてあります。
これを
こんな感じで。
それではワイヤの取り付け。
最初にアウターの長さを決めます。
左右にハンドル切ってつっかえない長さです。
ロードと違ってハンドルに沿わせて固定することを考慮する必要がないぶん簡単です。
それではインナーワイヤの取り付け。
インナーのタイコをレバーのタイコ受けに引っ掛けます。
アウター受けにアウターを挿し、インナーをブレーキに固定して2,3回強くレバーを握って初期伸びを出したら、いい感じの固さで再度ケーブルを固定し直してブレーキは完了。
こんな感じ。
次、シフトワイヤ。
ブレーキと同じく、長さはハンドルを左右に切ってつっかえない長さです。
調整はこのあたりと同じです。例によって写真を撮り忘れました。
コツとしては、ワイヤを張る前にL/Hのボルトでディレーラの可動域を適切に調整しておき、最初になるべく強くワイヤにテンションを掛けておく、という点でしょうか。
こんな感じになりました。
ちょっと背景がゴチャゴチャしててよくわからないですね(´・ω・`)
別の日に撮り直しました。
なかなかカッコいいです。
乗ってみましたが、ハンドルが近くなって乗車姿勢はすごく楽になりました。
ただ、ステムがドロップハンドルに合わせた長さなのでちょっとハンドルが近すぎる感じがします。
来月あたり20mmほど長いものに取り替えるかもしれないです。
しかし、久しぶりのフラットバーはフラフラしますねw
そして自分の運動不足と自重の増量をひしひしと感じます。ローラー回すかな(´・ω・`)