2013年12月21日土曜日

ブレーキ入れ替え

うちの三男(wilier izordXP)のブレーキ、どうにも効きが悪い気がしてたんですが、次男が盗難から帰還し比較できるようになり、はっきりと効きが悪いと確信できました。次男が非常に不憫ですがブレーキを入れ替えてみます。

三男のブレーキはFSAのGossamerのWilierオリジナルペイント版です。
デザインのアクセントにはなっているのは分かるのですが、赤いグロスなキャリパーがなんだかオモチャっぽくてあまり好きではありません。

対して次男のブレーキ。
安定のシマノ105。色は真っ黒で地味ですが塊感が私好み。ただ、フレームも真っ黒なので全体的に差し色がどこかに欲しいところです。

何はともあれ、取り外し。
ブレーキの取り外しは、

  1. インナーケーブルのキャップを切り落とす or 取り外す
  2. アームに固定されたインナーケーブルを取り外す
  3. キャリパーの裏の取り付けナットを抜く
  4. 取り外す

と非常に簡単です。

取り外したのがこちら。
上が105、下がGossamerです。
105のほうがちょっと小柄です。重量はGossamerのほうが若干軽いかも。

全体的に105の方が肉厚でマッチョ、Gossamerは華奢な印象です。

まずはGossamerを次男に取り付け。
取り付けもそんなに難しくありません。フレームに取り付けて、ケーブルを張るだけ。


取り付けナットは105とGossamerでどちらも同じでしたが、念のため今までのもの(105を固定していたもの)を使用しました。
また、シューとシートステーとのクリアランスが足りなかったので、105の時には不要だったワッシャを取り付けボルトの根本にかます必要がありました。

真っ黒だったので、鮮やかな赤いキャリパーが映えますw
ただ、ブレーキレバーを握ってもちょっとフワフワした感じがし、105の時のようなカッチリ感がありません。

お次、三男に105を取り付け。
手順的には一緒ですが、リアのアウターケーブルにエンドキャップがかぶせてあり、105のアウター受けにはまりません(´・ω・`)
105のアウター受けはアウターを直接受けるので、キャップがあると太すぎてはまらないみたいです。
キャップの取り外しを試みましたが、抜けないようにかしめてあるようで外れず、仕方ないので新しくアウターケーブルを切り出し。

面倒なんで同じ長さで。フレーム側のアウターキャップは手持ちの適当なものを。
しかし、前に次男を組み立てた時に残ってたアウターを取っていてよかったw

フロントも同じくキャップがかぶせてありましたが、こちらは簡単に抜けました。
これが抜けないと、バーテープの巻き直しを余儀なくされるのでどうしようかと焦りました。

取り付け自体は先ほどと同様。

ちょっと落ち着いた感じになりました。レバーを握ってみるとやはりカッチリとした感触です。
Gossamerよりちょっとアームが長いようで、アウターをそのままの長さで使うと、アウターが余り気味でインナーが不足気味といった感じです。次回にどうにかしたいです。

最後にレバーを握った時のキャリパーの動きを比較してみました。
ちょっと動画ではわかりにくいですが、Gossermerの方が締まったときにアームがねじれる感じが強く、キャリパーの剛性が低い印象がし、レバーを握った際のフワフワ感の原因ではなかろうかと思ってるところです。

入れ替えはこれで終了。前から交換はしたかったので満足です。
ただ、走行距離は往復20kmの通勤に毎日使ってる次男のほうが断然長いのでどうなのかって問題はありますが。。。