2014年1月22日水曜日

ヘッドパーツ(ていうかヘッドカバー)交換

私のGmailアカウント、頻繁にCRCから悪魔の囁きメールが届くのですが、先日届いたメールで目に付いたのがこちら。FSA Orbit CF Headset、定価15,929円のところ2,507円、実に87%OFFw CRCの定価も微妙に怪しいもんですが、ついポチっちゃいました。で、届いたのがこちら。

箱か何かに入ってやってくるのかと思いましたが、ビニール袋に入ってました。とても定価1万6千円のものには見えない扱いですw FSAのロゴもないので、完成車のリペア部品とかのOEM製品をバラ売りしてるのかも。

製品の仕様ですが、CRCのサイトには

  • 1-1/8" 45º/45º angular contact bearings
  • For 46mm OD headtube
  • 10 or 15mm top cap height
  • Upper stack height: 9.5mm
  • Lower stack height:mm
  • Total stack height: 10.5mm
  • Weight: 67.0g
  • 色:  Black
  • オプション:  Excluding Top Cap
  • ステアラー直径:  1.1/8"
  • ヘッドセットタイプ:  Integrated
とありました。

ヘッドセットタイプのIntegratedってのはいわゆるカンパタイプって奴です→ウソでした(´・ω・`)。「インテグレーテッド」はケンクリの方でした。ここのIntegratedは一般的なインテグラルなヘッドって意味っぽいです。見るべきは「1-1/8" 45º/45º angular contact bearings」で、45º/45ºは一般的にカンパタイプです。うちのロードもカンパタイプだったので大丈夫なはず。

届いたものの観察~。
内容物はこんな感じ。
トップカバー、上下のベアリング、コンプレッションリング(切欠きのあるもの)、下玉押し(フォーククラウンレース、縁のあるもの)の5つのみです。トップキャップは付属していませんでした。

トップカバーはカーボンです。
高さは15mm。

ベアリングはこんな感じ。
上下のベアリングは同じものだと思います。

下玉押しはこんな感じ。
インテグラルヘッドの下玉押しは切欠きがあって手ではめれるものもありますが、今回のものは切り欠きがないので、アヘッド同様圧入が必要になります。フォークもカーボン(安物ですが)で扱いが面倒なので、今回は下玉押し&下ベアリング(念のため)は既存のものをそのまま使おうかと思います。

それでは、今のを取り外し。
おもむろにフロントブレーキ、ステムをフォークから取り外します。手順はこちら
なんだか最近この作業ばかりしてる気がします。。。
お次、トップカバーを外します。手で簡単に外れます。
真ん中にハマってるのがコンプレッションリングです。これを手で外すのは難儀なので、フォークコラムを上からプラハンで軽くド突くとフォークが抜けます。

フォークを抜くと、コンプレッションリングとベアリングは手で外せます。外したのがこちら。
インテグラルヘッドはベアリングが密閉されていて、フレームには固着防止用のグリス程度しか塗らないのできれいなものです。
とは言え、巻き上げた砂などが噛んでたりしたのできれいに拭き取っときました。

取り外したヘッドパーツがこちら。
KCNCのOMEGA-S3だった気がします。さほど使ってもないのでほぼ無傷です。
構成はほぼ同じですが、下ベアリングのダストシールと、コンプレッションリングとトップカバーとの間に噛ませるワッシャーが付属してました。
ヘッドカバーの高さは同じく15mm。交換後に何も考えなくていいので助かりますw

あとは逆の手順で取り付けです。
ワン(っていうのかな)にグリスを塗って、ベアリングをはめます。
手でハマります。向きはこの向き(外周が細くなっている方がフレーム側)です。

下玉押しはこんな感じ。
新しい下玉押しは圧入が必要なタイプで超面倒なので、下ベアリングとともに現状のものを流用。
そのまま下ベアリングごとヘッドチューブにズバっと差し込みまして、コンプレッションリングをはめ込みます。
んでもって、トップカバー。
向きがないので超簡単。
あとはステム&スペーサを取り付けて、玉当たり&ステムの方向調整をし、ステムを固定して終了。
こんな感じになりました。

ちょっとだけ炭素濃度が高くなりましたw
しかし、また余剰部品が増えた気が...そのうちフレームが生えたりしないかな(´・ω・`)