2014年9月24日水曜日

TOPEAK Bluetooth Smart Speed & Cadence Sensor取り付け

今月も元気にウエパーに上納。今月の下賜品はこちら。
TOPEAK Bluetooth Smart Speed & Cadence Sensor。
スピードとケイデンスのセンサーで、BluetoothLEでスマホと接続できる製品です。


先日、私が使ってるスマホ(au HTL22)に、Android4.2→4.4のメジャーアップデートが行われまして、個人的に嬉しかったのが、BluetoothLEへのOSレベルでの対応です。
同様の製品は前々から欲しかったのですが、Android4.3以前はBluetoothLEのスタックがOSに組み込まれておらず、うちのHTL22もデバイスとしてはBLEは積んでるのに使えず(´・ω・`)としていた折、auからメジャーアプデのお知らせが。ありがとうau、ありがとうHTC。

さて、BLE接続のスピード&ケイデンスのセンサーですが、何製品かありました。


一番最初は、BLE接続単体センサーはwahooしかなかったのでそれを考えていたのですが、スマホ側が対応するのを待っているうちに結構な数の製品がリリースされてました。

値段で言うとi-gotU CS-20がアホみたいに安いんですが、中華中華しい感じがどうもアレだったので、次に安く入手性も高いTOPEAKに。TOPEAKも台湾っちゃ台湾ですが。通販で買おうと思ってましたが、会社の近所のウエパーに吊るしてあったので買ってきました。お値段4,400円+税。
なお、この製品はセンサーのみで情報を表示するコンピュータは付属していません。スマホなどとBLEで接続し、スマホに情報を表示するという製品です。ちなみに、スマホがなくても、通常のワイヤレスなサイコン的にこのセンサーに直接接続できるコンピュータも販売されています。多分、別のメーカーのコンピュータでもBLEのCSCP(Cycling Speed and Cadence Profile)というプロファイルに対応したものであれば接続・情報表示できるのではないかと思います(たとえばコレとか)。

それでは、開封。
センサー本体、マグネット(スポーク用含め4つ)、センサーの固定用ブラケット、マグネットのホルダー、テスト用電池、固定用の結束バンド、マニュアルです。

センサー本体の大きさはこのぐらい。
そんなに大きくはありません。
マグネットはかなり強力で、互いに引っ付くと引き剥がすのに往生しますw

それでは取り付け。

まずは、電池をセンサー本体に取り付け。センサーを自転車に取り付けたあとに電池を入れるのは作業性が良くないです。電池はCR2032のボタン電池です。往々にして付属の電池はすぐ切れるので新しいのを買って入れました。カタログスペックでは1日1時間使って5年持つそうですw
何故かかなりハマったのが、電池穴の縁に+側の端子があるのですが、電池入れる時にこの端子を電池もろとも押し込んで曲げてしまいました。最初スマホから全然認識せず、銭失いのスキルが発動したかと焦りましたw 電池の取り付けの際は、電池穴の縁の+側端子に電池のサイド面を押し付けた上で電池をハメる必要があります。

お次、ペダルにケイデンス用マグネット取り付け。
ペダル軸に六角穴がある場合は付属のホルダーにマグネットを取り付け、六角穴にホルダーの突起を突っ込めとありました。ホルダーってのがコレ。
六角穴のサイズで2種類あります。
んじゃ、突っ込むか。
入りませぬ...(´・ω・`)
ホルダーの突起が長すぎるみたいです。仕方ないのでマグネットを軸に直付け(磁力で)。マグネットはかなり強力なので余程の事がないと外れそうにないです。
ちなみに、ペダル軸がマグネットに付かない材質の場合は、付属のホルダーにマグネットを付けた上で結束バンドでクランクに固定するそうです。

次。センサーの位置決め。
センサーを見ると、表と裏にこんな感じで「C」と「S」のマークが有ります。
表の「C」の前をケイデンス用のマグネット(ペダル軸に取り付けたマグネット)が通るようセンサーの位置を決めます。
マグネットとセンサーとの距離は25mm以内になるようにとのことです。
今回は15mmと余裕でした。
位置が決まったら、センサーをブラケットもろとも結束バンドでチェーンステーに固定。なお、ブラケットの足の部分はチェーンステーの太さに合わせて適宜切り落とす必要があります。

お次はスポークにスピード用マグネットを取り付け。
手持ちのcateyeのものに比べるとかなり大きいです。倍ぐらいの大きさがあります。

スポークへの固定ですが、通常の寸胴スポークだけでなく、エアロスポークにも取り付けができるそうです。
寸胴スポークは上側のくぼみに、エアロスポークは下の平たい部分に通せばよいそうです。

位置は、先ほどのセンサー裏側の「S」のマークの前を通るような位置に固定します。
センサーとの距離は同じく25mm以内で。
15mm弱と楽勝でした。
センサーとの距離が広い場合は、付属の予備のマグネットを重ねて距離を調整するそうです。ペダルはともかく、スポークの方は飛んでいかないのかな...

で、取り付け完了。
ちょっとスポークのマグネットがデカすぎな気がしますが、その代わりセンサーの構造はシンプルです。cateyeのセンサーはマグネットが小さい代わりに、センサーをマグネットにかなり近づける必要があり、近いがゆえにしばしばセンサーに足があたってズレて使えなくなるんで、こっちのほうが私的にはありがたいかも。

いつもならこれでできた(∩´∀`)∩ワーイで終了ですが、今回はスマホ側の設定として、アプリのインストールが必要です。BLEのCSCPを扱えるアプリならなんでもいけると思いますが、とりあえず動作確認用に純正アプリをインストール。


Androidは4.3以降が必要ですので、結構新しい機種が必要です。
起動するとメールアドレスとパスワードを聞かれます。面倒なのでFaceBookで認証し、FaceBook側でアプリの承認を消してやりましたw

ログインしたら、こんな画面。まだセンサーは使えません。
左上のTOPEAKのアイコンあたりをタップ。メニューがビロ~ンと広がります。
「DEVICE」をタップ。
「スピードとケイデンスセンサー」の「Add new device」をタップし、クランクかホイールを空回し(超重要)。空回ししないと、センサーが電波を出さないみたいです。
無事スマホがセンサーを認識するとタイヤ周の設定画面になります。
わかりづらいですが、「0.000」のあたりをタップすると、一般的なタイヤサイズが選択できます。今回は700x23cを選択。
選択したら「Save」で最初の画面に戻ります。ペダルやホイールを空回ししてみてケイデンスや速度の数字が動くか確認。
動いた(∩´∀`)∩ワーイ

ちなみにこのアプリ、終了させるとこんな感じの微妙な日本語を拝めます。

このアプリ使ってもいいんですが、よく使うStravaでも使えると言ってるので設定。
Stravaを起動して、メニュー→設定で設定画面へ。
「Bluetoothセンサー」をタップ。

「センサー設定」の「Bluetoothセンサー」をタップするとBluetoothの種類を選べるので、「Bluetooth4.0(Low Energy)」を選択。
使用するセンサーの種類にチェック。今回は「サイクリングケイデンス」をONに。
「検出中...」と表示されるので、例によってクランクを空回し。
「接続済み」と表示されたら出来上がり。

接続した状態でログを取ると、こんな感じでログが取れます。
ピンク色のグラフがケイデンスです。
ログにはとれてますが、Stravaではケイデンスはリアルタイムに画面に表示されないみたいです。

試しにスマホをサイコンとして使ってみましたが、スマホで常に画面を表示させてると恐ろしい勢いでバッテリーが減っていきます。Bluetoothのせいというよりは、画面をつけっ放しなせいだと思います。モバブーつけて運用ってのもニントモカントモですし、何より、スマホみたいな巨大なものをステムに取り付けてると、ステム周りが凄くゴテゴテします。
さ、BLE対応コンピュータを物色しようかな(´・ω・`)

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