2015年8月29日土曜日

RD-4700をST-5700で引いてみる実験

ちょっと調べものしてて知ったんですが、9000DuraAce以降のリア変速ってワイヤの引き量が変わってるんですね。ST-5700とかの旧製品と組み合わせた際、全く使えないものなのか、調整が難しい程度のものなのか気になったので調べてみました。で、入手。
RD-4700-SS。新tiagraのRDですね。

4700シリーズの新tiagraも9000シリーズ以降の引き量となっているそうです。
開封。
色はグレー。

RD-5700-SS(旧105)と比較。
ワイヤの固定位置とピボットの位置関係が微妙に違う感じがしますね。

取り付け&調整。
取り付け・調整方法は変わりがありません。大雑把には
  1. RDをエンドに固定
  2. ワイヤを開放した状態でスプロケのトップの真下にプーリーが来るようH側の調整ネジで調整
  3. ワイヤを張りローにシフトした状態でスプロケのローの真下にプーリーが来るようL側の調整ネジで調整
  4. トップから1段軽いギアに合わせそのギアに入るようテンションボルトを調整

です。
小気味良く変速が決まるかどうかは調整の追い込み次第ですが、推奨された組み合わせなら基本的には上記の手順でやればそれなりに変速出来る状態になります。

で、上記手順でRD-4700をST-5700で引いた結果がこちら。
グッダグダw 特によく使う真ん中あたりがどうしようもない感じです。
調整でどうにかなるレベルではない感じですね。。。

ちなみに同じ手順でRD-5700を引いた場合はこちら。
もたつくところが一部ありますが、当たり前に変速できてますね。マトモさのレベルが違いますw

ということで、RD-4700とST-5700は残念ながら組み合わせて使えないようです。
RD-9000,6800,5800ともおそらく同様でしょう。
11s化に向け順次リプレースを考えてましたがRDとSTIとスプロケとチェーンは同時リプレースが必要ということですね。お小遣いが足りんな。。。(´・ω・`)